動画公開日:2023-01-17 17:31:57
防衛費増額の財源を確保するため、国債を安定的に返済する仕組みを見直す案が自民党内で浮上していることについて、公明党の山口代表は慎重な考えを示しました。
公明党・山口代表:「現在、償還のルールを決めて財政規律を保っているわけであります。これを変更することによって財政規律が緩んで負担の総額がいたずらに増えていくということは慎重に考える必要があると思います」
防衛費増額のための財源確保を巡り、自民党は国の借金である国債を一部、借り換えながら返済する「60年償還ルール」の見直しも含めて議論する方針で、山口代表はこれに難色を示した形です。
また、防衛費増額の財源を国債で賄うことについて「将来の世代にツケを先送りするのは避けるべき」と否定的な考えを示しました。
そのうえで、増税については「個人や中小企業の負担が増えないよう、可能な限り小さくするような対応が望ましい」と注文を付けました。
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