動画公開日：2024-05-13 17:34:51
日銀は13日、定例公開市場操作で、国債の買い入れ額を前回と比べ500億円減額した4,250億円としました。3月のマイナス金利政策の解除後、減額は初めてとなります。買い入れを減額したのは、償還までの残りの期間が5年を超えて10年以下の長期国債で、従来は4,750億円でした。日銀が大規模な金融緩和策で大量に買い入れてきた国債の増加ペースを抑える狙いがあるとみられます。減額を受けて金融市場では長期金利の指標とされる10年物国債利回りが上昇し、一時0.940％を付け、2023年11月以来、およそ半年ぶりの高水準となりました。市場では日銀の買い入れ減額について「円安対策」との見方も出ています。
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